スマートアシストは、ダイハツが開発した衝突被害軽減ブレーキ。ダイハツとトヨタで使用されている公式略称は「スマアシ」で、頭文字の「SA」と略されている。

「止まるをアシスト」低速域衝突回避ブレーキ機能
約4-30km/hの速度域で、前方の車両との衝突の危険性が高まると、警告音と警告表示によって運転者の注意を喚起。さらに衝突の危険性が高まると自動ブレーキを作動させる。先行車との相対速度が約20km/h以内であれば衝突の回避を、約20-30km/hであれば、衝突による被害の軽減を行う。

「飛び出さないをアシスト」誤発進抑制制御機能
シフトの入れ間違い、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を抑制するための機能。前方約4m以内に障害物がある状態でアクセルを大きく踏み込むと、約8秒間エンジン出力を抑制する。

「気づくをアシスト」先行車発進お知らせ機能
停車時に先行車が発進した場合、ブザー音で通知を行う。自車と先行車が約3m離れると作動。

「すべらないをアシスト」VSC&TRC
正確には衝突被害軽減ブレーキの機能ではないが、横滑り防止装置が、ダイハツとトヨタでは「VSC&TRC」として、スバルでは「VDC」として搭載される(VDCにはTRCの機能を含む)。